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皆さまの家にも家紋があると思います。
現在、家紋の数は約2万とも3万ともいわれています。
家紋の発生と歴史は、人間の好みや縁起、記念など、それぞれの紋によってさまざまです。
一般的に家紋は、その家の由来と深くかかわっており、似た家紋をもつ家どうしは系譜的に近いとされています。
家紋は、まず公家社会に発祥があり、次いで武家社会に発生したと考えられています。
名字というのは一人の武士を頂点としたグループ名でもあります。
名字のグループが少ない時代のいくさは、敵味方の判別は二色の旗を立てるだけでした。例えば、源氏の白旗、平氏の赤旗。
しかし、いくさや人がどんどん増えてくると、その判別は困難になります。
どれが見方でどれが敵か分からない武士たちは、さまざまな紋章を考えて、それを旗に描くようになりました。
その旗印につけた紋章が、名字のシンボルともいうべき「家紋」になっていったのです。
家紋は武士のあいだで爆発的に広まりました。
その目印のもとに味方の軍勢が結集し、結束を誓い、死闘の覚悟をいっそう堅固にし、闘塊をかきたてました。
公家の家紋については、優雅な美意識、装飾性から始まったものですが、武家の家紋はこのように実用から生まれたものです。
江戸時代、庶民は苗字は名乗れませんでしたが、家紋は自由に使うことができ、家紋はどんどん増えていったのです。分家の増加も家紋の増加につながりました。
さらに明治になって、名字の増加に合わせて家紋も増えていきました。
今日では、家紋と家の由来が対応しないケースが多いことも確かです
先祖調査をする際、家紋もある程度は参考になります。
しかし、10家の先祖調査をすると1〜2家は明治期の分家の際に家紋を変えています。
従って、家系(本家)をたどる際、家紋にこだわり過ぎるのも注意が必要です。
調査は国家資格者である行政書士が担当します。行政書士には法律で守秘義務が課せられています。個人の情報は厳守しておりますので、安心してお任せ下さい。
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代表萩本勝紀
(行政書士・姓氏研究家・保育士)
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